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韓国海保の「性びん乱」スキャンダルに北朝鮮の影 (2/2ページ)

 しかし核・ミサイル開発の暴走を受けて、北朝鮮レストランに対する風当たりも強まっている。

 ■北朝鮮レストランで強制売春

 韓国政府は昨年2月、自国民に対して北朝鮮レストランの利用を自粛するよう勧告を出した。この影響で客足が落ち、廃業を余儀なくされる北朝鮮レストランが続出した。そうした中で起きたのが、昨年4月の北朝鮮レストラン従業員の集団脱北事件だ。

 (参考記事:金正恩氏、美人ウェイトレスの集団脱北で「公開処刑」を指示か

 買春疑惑をもたれている海洋警察官が訪れたのは中国山東省だ。同省青島市の青島国際空港の近隣にある韓国人街には、3店舗の北朝鮮レストランが営業していた。現地情報筋によると、3店舗は既に廃業したというが、海洋警察官が訪れた昨年11月にはまだ営業していたと見られる。

 あくまでも推測に過ぎないが、海洋警察官たちは、北朝鮮レストランで飲食し、そこで買春を斡旋されたのかもしれない。北朝鮮本国へ上納金を納めなければならない北朝鮮レストランでは、厳しいノルマを達成するために密かに「強制売春」が行われていると言われている。

 (参考記事:中国の北朝鮮レストランで「強制売春」説が浮上)

 汚職事件は韓国の治安当局の問題だ。しかし、海洋警察官の買春行為に、北朝鮮レストランが絡んでいたとするなら人権問題でもある。なぜなら、北朝鮮レストラン従業員を含む北朝鮮の海外派遣労働者が置かれた劣悪な環境は、すでに国連でも告発されており、国際的な人権問題となりつつあるからだ。

デイリーNKジャパン
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