記事詳細

野良猫にかまれマダニ感染症発症で死亡 アジア地域で感染多く…韓国では致死率46% (1/2ページ)

 厚生労働省は24日、50代女性が猫にかまれた後に、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症し、死亡していたことを明らかにした。厚労省は同日、都道府県や獣医師会などに注意を喚起する通達を出した。SFTSで、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてという。

 国立感染症研究所によると、平成28年5~7月、弱った野良猫を動物病院に連れて行こうとした西日本在住の女性が手を猫にかまれた。女性に重大な持病などはなく、約10日後に死亡した。

 半年後に感染研が女性の検体を受けて精査したところ、女性がマダニにかまれた痕もなく、猫を介してSFTSを発症した可能性が高いことが分かった。

 SFTSは国内で初めて感染が判明した25年から今年6月末までに、西日本を中心に266人の発症例があり、そのうち57人が死亡。

 日本での致死率は21%で、アジア地域で感染が多く、韓国では致死率が46%に上る。

 犬や鹿、イノシシなどからも、SFTSウイルスに感染していたことを示す抗体が見つかっている。

 野外に生息するマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、感染したとみられる猫にかまれた50代女性が死亡していたことが24日、明らかになった。どんな点に気をつければよいのか。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう