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内閣改造に“隠し玉” 外相に「反安倍」急先鋒の石破氏起用か、拒否すれば「倒閣に舵」 (2/3ページ)

 永田町関係者は「石破氏を重要閣僚で起用する案が浮上している」といい、続けた。

 「『反安倍』の急先鋒(せんぽう)である石破氏を入閣させられれば、『お友達』色は払拭できるうえ、国民に『安倍首相は変わった。苦言にも耳を傾ける』と印象付けることができる。昨年8月の内閣改造の際、石破氏は『財務相か外相なら受ける』と語ったという。当時、ロシア外交もあり、麻生太郎副総理兼財務相と岸田文雄外相は外せなかったが、岸田氏は今回、党務復帰も希望している。石破氏が『自民党の危機』に立ち上がって内閣支持率が上がれば、『ポスト安倍』の最右翼に躍り出る。石破氏の外相起用はあり得るのではないか」

 森喜朗元首相も「安倍首相にアドバイスするとすれば、嫌いな人、縁遠い人ほど近くに置くべきだと言いたい。遠い人を入れれば、遠い人の周辺にいる人も味方に引き込めるからだ」と語り、石破氏にも入閣要請すべきだと指摘する。

 石破氏は衆院当選10回、党幹事長や政調会長、農水相、防衛相、地方創生相などを歴任してきた。ただ、財務相や外相、経産相などの重要閣僚は経験していない。

 田中角栄元首相はかつて、「首相になる条件」として、党三役に加えて、「外務、通産(現経産)、大蔵(現財務)の3つの大臣ポストで成功すること」と語った。厳しい国際環境で政権運営をするには、3閣僚の経験は重要といえる。石破氏にとって、角栄氏は「政治の師」である。

 安倍首相にとっては、悲願である憲法改正や、拉致問題の解決を成し遂げるため、石破氏に党勢回復の起爆剤を期待することになる。

 ただ、安倍首相の入閣打診を、石破氏が断る可能性もある。

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