記事詳細

籠池氏、手に“被疑者ノート”握りしめ大阪地検に出頭「きょうは田中角栄さんが逮捕された日」 (1/2ページ)

 学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)の籠池泰典前理事長と妻の諄子氏は27日正午過ぎ、大阪府豊中市の自宅を車で出発し、大阪地検に出頭した。泰典氏は車に乗り込む前に報道陣の取材に応じ「一点の曇りなく説明できるものは説明していきたい」と話した。

 自宅前には早朝から記者やカメラマンら約70人の報道陣が待機。まず諄子氏が玄関から姿を見せたが、何も語らなかった。泰典氏は半袖シャツにネクタイ、ズボン姿。手には弁護士から差し入れられたとみられる取り調べ記録用の「被疑者ノート」を握りしめ、「きょうはロッキードで田中角栄さんが逮捕された日。東京特捜に。そういう縁のある日に私は出向いていく」などと落ち着いた口調で語った。泰典氏は一連の補助金不正受給容疑について、今月10日に行われた大阪府議会の参考人招致では「刑事問題になっている」と明言を避けていた。

■不動産を過大計上か 評価差4億円、府に申請

 森友学園が開校を目指していた小学校建設に絡み、学園が大阪府に提出した学校設置認可の申請書で、保有不動産の評価額が過大計上された疑いのあることが27日、関係者への取材で分かった。府には合計で6億6800万円と報告されていたが、今年4月の調査では2億5100万円しかなかった。小学校開設に向けた資金繰りが思うように進まない中で、府の認可条件をクリアするため財務面をよく見せかける必要があったとみられる。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう