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“神通力”弱まる菅氏中心「官邸チーム」、進次郎氏の官房副長官抜擢で反撃か 屋山氏「首相の責任が大きい」 (2/3ページ)

 永田町関係者は「官邸チームは当初、『森友・加計問題』が、ここまで大きくなるとは思っていなかった」といい、続けた。

 「森友問題が一段落したころ、『前川喜平前文科事務次官が加計問題で内部告発する』との情報が入り、官邸チームは激高した。前川氏が、組織的天下りの中心人物で、新宿・歌舞伎町の出会い系バーに出入りして厳重注意した人物だったため、『逆恨みで倒閣運動を仕掛けてきた』と判断した。野党と左派メディアが、前川氏をヒーローのように扱うことにも我慢できなかったようだ」

 官邸チームの強気の対応が、森友問題で、安倍政権に疑問を持ち始めていた一般国民の不信感を加速させた面もある。

 安倍首相は現在、8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事に着手している。お友達人事を排し、「重厚な内閣」を立ち上げる方針で、入閣候補の身体検査を担当しているが、菅氏中心の官邸チームは「神通力」を取り戻せるのか。

 評論家の屋山太郎氏は「あの菅氏がかばえないほどの不祥事・疑惑が噴出して、現在の事態となった。菅氏の失点というよりは、レベルの低い閣僚・お友達をそろえた安倍首相の責任が大きい。佐藤栄作元首相や小泉純一郎元首相は『国会議員要覧』を肌身離さず持ち、常に最適な人材配置を思い描いていた。安倍首相も登用する人間を深く知り、自分の政策を理解し、実行してくれる人物を選ばなければならない」と苦言を呈した。

 内閣支持率が30%未満の「危険水域」に突入する調査もあるなか、官邸チームを刷新するため、「次世代のホープ」である進次郎氏を官房副長官に抜擢する案がある。

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