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憔悴の籠池容疑者、取り調べには黙秘 妻と二人三脚で法人経営「僕は戦闘機で君は空母」 (1/2ページ)

 国の補助金約5600万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された学校法人「森友学園」前理事長の籠池泰典容疑者(64)が、大阪地検特捜部の調べに黙秘していることが1日、分かった。「国策捜査だ」「一点の曇りもない」と強気だった籠池容疑者だが、妻の諄子(じゅんこ)容疑者(60)と出頭する際には憔悴した様子もみられた。劇場型事件の真相は解明されるのか。

 自宅にテレビカメラを招き入れるなどし、「国策捜査、口封じだ」などと捜査の動きを牽制していた籠池容疑者だが、7月31日午後、大阪府豊中市の自宅を出る際には記者の呼びかけに応じず、険しい表情で地検に出向いた。

 大阪拘置所で1日、籠池容疑者に接見した弁護士によると籠池容疑者は7月27日の取り調べと同様に黙秘しているという。

 国有地の小学校建設計画を巡り、補助の上限額を確保しようと、代理で手続きを進めた設計事務所に指示し、工事費を水増し申請させた疑いも浮上している。

 関係者によると、設計事務所は2015年7月、学園が開校を目指した小学校校舎などを木質化する事業として補助対象の工事費を21億8000万円分とする見積もりを申請。支給対象に選ばれ、上限額が約6194万円と決まった。

 一方、学園は同12月、施工業者と工事費を約15億5000万円とする契約を締結。関係者によると、籠池容疑者はその後、設計事務所に「工事費が減額すれば補助金も減るのか」と問い合わせ、担当者がその可能性があると答えた。籠池容疑者の意向もあり、追加工事が発生したとして増額が決定。約23億8000万円の工事請負契約書が作成された。

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