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金正恩氏が秘密資金を預けた大阪にルーツの「有能なギタリスト」 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長の実兄である金正哲(キム・ジョンチョル)氏が、金正恩体制を支える統治資金の金庫番としての役割を担っているとの情報がもたらされた。

 ■もうひとりの兄と対立か

 一時期は金正日総書記の後継者レースに名前が挙がっていた金正哲氏だが、北朝鮮において公式の場に姿を現したことは一度もない。昨年夏に韓国に亡命した元駐英北朝鮮公使の太永浩(テ・ヨンホ)氏は金正哲氏について、「政治に関心がなく、役職もない。音楽に関心があり、有能なギタリストだ」と語っている。

 (参考記事:金正恩氏の兄は「有能なギタリスト」だった!

 実際、金正哲氏は世界的なギタリスト、エリック・クラプトンの大ファンとして知られ、これまでにドイツとシンガポール、イギリスで行われたコンサート会場を訪れた様子がメディアによってキャッチされている。一昨年5月にロンドンで行われたクラプトンのコンサートを訪れた際には、太氏も会場に付き人のような形で同行した。それだけに太氏の人物評には信憑性がある。

 筆者も革ジャンを身にまとい、サングラスをかけてラフな姿でロック・コンサート会場を訪れる金正哲氏を映像で見て、政治とは一線を引いた立場であることに満足していると思っていた。

 一方、韓国の情報機関である国家情報院(国情院)は昨年12月、金正哲氏は権力から遠ざけられ、監視を受けながら生活していると明かした。

 (参考記事:金正恩氏の兄「精神に異常」か…弟の監視受け「幻覚が見える」

デイリーNKジャパン
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