記事詳細

【沖縄が危ない!】憲法9条こそ沖縄を苦しめる元凶 挑発的領海侵犯繰り返す中国「慣れれば済む話」、対抗戦略ない日本 (1/2ページ)

★(3)

 「今、なすべきことは改憲ではない。憲法を一つ一つ誠実に守ることである。憲法の精神を沖縄に完全適用することを強く求める」(琉球新報)

 「米軍基地をそのままにして憲法9条を改正するなどというのはとんでもない話である」(沖縄タイムス)

 憲法記念日の5月3日、沖縄の県紙2紙は社説でこのように訴え、憲法9条の堅持を要求した。

 安倍普三首相は2020年の改憲を打ち出しているが、2紙の主張は果たして妥当だろうか。尖閣諸島を抱える石垣市民である私から見ると、むしろ9条こそ、沖縄を苦しめている元凶に思えてならない。

 沖縄は現在、尖閣諸島問題と米軍基地問題に直面している。いずれも9条が大きく関わる。

 尖閣諸島周辺では、中国公船が日常的に領海侵犯を繰り返している。最近では、県民が沖縄戦犠牲者の喪に服す「慰霊の日」翌日の6月24日、石垣市の市制施行記念日である7月10日、今年の「海の日」である7月17日など、領海侵犯のタイミングも狙いすましたようで挑発的だ。

 7月13日には、沖縄本島と宮古島の間を中国軍の爆撃機6機が飛行した。中国国防省報道官が「慣れれば済む話だ」と言い放ち、県民の神経を逆なでしたのも記憶に新しい。だが日本は、中国の挑戦に対抗する効果的な戦略を繰り出せないままだ。

 中国が日本を見下すのは、日本が9条で自縄自縛に陥っている現状を見透かしているからではないか。9条が存在する限り、尖閣を含む沖縄は中国に翻弄され続ける。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう