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朝鮮半島緊迫…再登板の小野寺氏、防衛省立て直しへ 研究家「ここ十数年で最も評判のいい大臣」 (1/2ページ)

 安倍晋三首相は、内閣改造の焦点の1つだった新防衛相に、小野寺五典元防衛相の起用を決断した。南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の日報問題をめぐり、防衛省・自衛隊は「戦後最大の危機」に直面した。朝鮮半島情勢が再び緊迫度を増すなか、小野寺氏は、国民の生命と財産を守る「実力組織」を立て直せるのか。

 「日本はここまで厳しい安全保障環境を経験したことがない。万が一のときは同盟国を巻き込んで力を借りないと、日本の領土と国民を守れない」

 小野寺氏は1日、千葉市のホテルで講演し、こう語った。北朝鮮が2回目のICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射し、ドナルド・トランプ米大統領が戦争の可能性を示唆するなか、外交・安保政策に精通する小野寺氏らしい現状認識といえる。

 今回の改造人事では、指揮管理能力の欠如が指摘された稲田朋美前防衛相と対立し、シビリアン・コントロール(文民統制)への不安が露呈した防衛省・自衛隊の立て直しは急務だ。

 安倍首相が熟慮して決断した人事を専門家はどう見るか。

 防衛問題研究家の桜林美佐氏は「小野寺氏の防衛相復帰に、防衛省・自衛隊は安心し、歓迎していると思う。ここ十数年の間で、小野寺氏は最も評判のいい大臣だった」といい、続けた。

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