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「喜び組」部門の人材しか信じられなくなった金正恩氏 (1/2ページ)

 北朝鮮の進路や、金正恩体制の未来を占う上で、最も重要な要素と言えるのが人事情報である。

 象徴的な例が、金正恩党委員長の叔父・張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長が2013年12月に処刑された事件だ。

 トイレの世話も

 張氏はそれまで、正恩氏の後見人であると見られていた。中国など海外にも人脈を張り巡らし、国内行政や外貨稼ぎにおいても主導的なポジションにあった張氏のサポートなくして、若年の正恩氏が国家運営を担うことは難しいと考えられていたのだ。

 また頻繁に海外に赴き、資本主義経済の実情もよく目にしていた張氏は、北朝鮮経済を開放に導くだろうと期待する向きもあった。本当にそうなっていれば、現在のような「核危機」は訪れなかったかもしれない。

 ところが正恩氏は、叔父の生命とともにそのような期待を葬った。それ以降、北朝鮮がどのような道を歩んでいるかについては、ここで説明するまでもないだろう。

 では、現在の北朝鮮指導部の人事には、どのような特徴が見られるのか。最近の国営メディアの報道を見ると、核・ミサイル部門の幹部らの重用ぶりが目に付く。

デイリーNKジャパン
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