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【江田憲司 俺がやらねば】民進党再生へ 旧民主党の体制・人事一新がカギ 国民は民主党政権時の体たらくが脳裏に焼き付いている (1/2ページ)

 7月27日、緊急役員会が開かれるというので出席してみると、冒頭、蓮舫さんが代表を辞任することを表明、私にとっては「寝耳に水」のことでした。というのも、その2日前、東京都議選を総括する衆参両院議員総会の場で、野田佳彦幹事長がその責任をとって辞任する代わりに、蓮舫代表は自身の続投と執行部刷新のための人事着手を表明していたからです。

 27日の記者会見で、蓮舫代表は「昨日1日どうすれば、遠心力を求心力に変えることができるのか、熟考させていただいた。その時に考えたのは人事ではなく、自分自身をもう一度、見つめなおさなければいけないと思った」「攻めの部分では、しっかりと行政監視をしてきた。ただ、一方で、受けの部分に私は力を十分に出せなかった」「一旦引いて、より強い受け皿になる民進党を新たな執行部に率いてもらう」「民進党のためでも、私のためでもない。国家の民主主義のために、選択肢として2大政党制の民進党を作り直すことが国民のためになる」と辞任する理由を述べたのです。

 私としては、一旦続投を表明した後の突然の辞任表明に違和感をもったものの、「綸言(りんげん)汗のごとし」、政治家の出処進退は、自らが決すべきものなので最終的には了承しました。そして、代表代行として代表を支えきれなかった力不足をおわびするしかありませんでした。

 この辞任の背景には、加計問題などで安倍晋三内閣の支持率が急落しているにもかかわらず、民進党の支持率は上がるどころか下がる。政権交代可能な二大政党の一方の“雄”を占めるという結党の目標とは、程遠い現状があったことは言うまでもありません。

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