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初の女宰相へ野田聖子氏が描く野望 小池氏巻き込み「ポスト安倍争い」 (1/2ページ)

 女性闘士・野田聖子総務相の言動が注目されている。安倍晋三首相が立ち上げた「脱お友達」内閣のシンボルであるうえ、入閣当日、来年秋に予定されている自民党総裁選への出馬を宣言したからだ。安倍首相の「総裁3選」に挑戦する真意とは。東京都の小池百合子知事を巻き込んで、総裁選に殴り込みをかける作戦も指摘される。自民党政局の新たな“台風の目”になった野田氏の「野望」に迫った。

 「首相とは(当選)同期だが、歩みはだいぶ違う。政策の違いは出てくる」「よく対立軸といわれるが、多様性がこれから必要になる。人口減少の中で、多くの意見を吸収できる政権与党を作るのが国民への約束だ」

 野田氏は4日午前の記者会見で、来年秋の総裁選出馬について、こう語った。久しぶりに大臣の椅子に座った興奮が冷めやらない様子だった。

 安倍首相が「仕事人内閣」と命名した改造内閣の目玉は、やはり野田氏の総務相への起用だ。ズケズケとものを言う野田氏を閣内に迎え入れることで、批判勢力にも耳を傾ける謙虚な姿勢を示そうとしたのだ。

 確かに、安倍首相には、やや高圧的な面もあった。2012年12月に政権を奪還してから、党内の批判勢力を封じて「安倍一強」という政治情勢を作ってきた。だが、「森友、加計学園」問題などで支持率が下がるなか、国会内外から側近重用政治への批判・不満がわき起こった。

 野田氏にとっても、今回の入閣は好機だった。郵政相や内閣府特命担当相、総務会長などを歴任してきたが、最近はポストに恵まれずにいた。

 永田町関係者は「同じ女性政治家である小池氏や稲田朋美元防衛相らにスポットライトが当たるなか、野田氏は虎視眈々と反転攻勢の機会を狙っていた。今や『永田町の女性闘士』の異名を取り、再び総裁選候補(=ポスト安倍)として世間から認知され始めた」という。

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