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金正恩氏に「消された女性秘書」の悲劇…ある人物と関わったがために (1/3ページ)

 米国に亡命した北朝鮮の高位幹部が、米CNN放送のインタビューに答えた。この幹部によると、金正恩党委員長は祖父・金日成と父・金正日を凌ぐ残虐な指導者だという。

 ■正恩氏の車を追い越しただけで

 2014年10月に韓国に亡命し、2016年3月に米国に渡った李正浩(リ・ジョンホ)氏(59)は、脱北するまでは朝鮮労働党39号室の高位幹部として、金正恩氏の秘密資金、いわゆる裏金を造成するための外貨稼ぎに取り組んでいた。

 今年6月には、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで、金正恩氏が幹部や側近たち、そして幼い子供を含む家族ら数百人を高射銃で無残に処刑し、数千人を粛清したと証言していた。

 (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

 李氏は、金正恩時代に入ってから繰り返される無慈悲な粛清と残虐な処刑について、金日成主席と金正日総書記の時代にもなかった「前代未聞の虐殺蛮行」と厳しく非難。これこそが亡命の理由だと語った。

 (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

 さらに、韓国メディアによると、李氏は韓国の北朝鮮専門家と会った席で、「金正恩が自分の女性秘書らを、張成沢と関わったという容疑で処刑したのを目撃した」と語っているという。

デイリーNKジャパン
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