記事詳細

兵士の月給はたった9円…金正恩氏の「腹ペコ軍隊」は餓死寸前 (1/3ページ)

 朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士たちが裏ビジネスで小金を稼いでいるという。北朝鮮では金正日総書記の時代から、すべてにおいて軍事を優先するという「先軍政治」をスローガンに掲げてきたが、金正恩時代に入って、北朝鮮軍が弱体化していることが背景にある。

 ■「ミンチ」にして処刑

 北朝鮮軍の総兵力は120万人とされており、韓国軍(66万人)と在韓米軍(2万5千人)の合計よりも圧倒的に多い。人口2,500万人と言われる北朝鮮で、120万人の兵力を養うのは国家的にも相当な負担だ。

 そのせいか金正恩党委員長は、核戦力やサイバー戦力の強化には余念が無いが、野戦軍に対してはけっこう冷たい。それは、一昨年に当時の人民武力部長(防衛相)の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)氏でさえも、文字通り「ミンチ」にして無慈悲に処刑していることからも明らかだ。

 (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

 軍の弱体化を象徴するのが、中朝国境地帯で多発する北朝鮮軍兵士たちによる犯罪だ。飢えた兵士たちが対岸の中国に侵入し、たびたび略奪・強奪事件を起こしている。国境の中国側では、地域住民が自警団を結成して対応するほどだ。

 (参考記事:独占入手!中国軍に制圧・連行される「北朝鮮脱走兵」の現場写真

デイリーNKジャパン
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース