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世界の怒り臨界点 河野氏、北追い詰めへ韓国に警告「“尻抜け”ないよう実行確認」 (2/2ページ)

 国連制裁を受け、最前線で対峙する日米韓も動き出した。

 河野外相は7日、フィリピンの首都マニラで、レックス・ティラーソン米国務長官、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と3カ国外相会合を開催。韓国に「従北派」の文在寅政権が誕生したことで、ギクシャクしている3カ国の結束を再確認する。北朝鮮問題について、日米両国は「核放棄抜きでの対話には応じるべきでない」という立場だ。このため、日米韓外相会合では、北朝鮮との対話を重視する韓国に圧力強化に向けた連携を働き掛ける。

 河野氏は6日、外交デビューとなったマニラでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議後、国連安保理による北朝鮮への新制裁について、記者団に以下のように語った。

 「前回決議と比べ、かなり早く採択できた。日米両国が緊密に連携できた成果だ。きちんと実行されれば、北朝鮮のミサイル開発に流れていた資金を相当止めることができる。決議はしたが『尻抜け』になったということがないよう、きちんと実行していくことを確認したい」

 「尻抜け」の危険があるのは、中国やロシア、韓国とみられる。

 河野氏には、希代の「親中派」「親韓派」と言われ、慰安婦問題をめぐって日本と日本人を貶める「河野談話」を発表した父、河野洋平元官房長官とはまったく違う、国益重視の毅然とした姿勢が求められる。

 安倍首相は周囲に、河野氏について「大丈夫だ。彼は父親とは違う」と語っているという。内閣改造後の記者会見でも、「河野氏については、完全に信頼を置いている」「米国にも多くの人脈を作っている。日米同盟を強固にしていくという認識を持って職に当たってくれる」と語った。

 政治的な「父親超え」「父親殺し」を期待しているようだ。

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