記事詳細

ルーツは大阪「金正恩兄弟」が目指す先は王朝体制か (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長の実兄である金正哲(キム・ジョンチョル)氏が、今年2月に発生した金正男氏暗殺事件に関わった可能性があるという。

 韓国在住の脱北者で北朝鮮中枢の人事情報に詳しい北朝鮮戦略情報センター(NKSIS)の李潤傑(イ・ユンゴル)代表は、同センターのウェブサイトに最近掲載したレポートで、金正哲氏が金一族の秘密資金の金庫番を任されたと述べている。さらには金正哲氏が、北朝鮮の秘密警察である国家保衛省(保衛省)傘下の海外反探(スパイ担当)組織を管理しているというのだ。

 ■拷問部隊を管理か

 保衛省は、金正恩独裁体制を支える要の機関だ。

 職員・協力者を合わせ数十万人の情報網を北朝鮮社会のあらゆる場所に張り巡らせ、国民の一挙手一投足を監視し、恐怖政治の象徴である政治犯収容所も運営する。

 保衛省が管理する各種の拘禁施設の中では、強制労働、拷問が横行しており国際社会の激しい批判を浴びている。とりわけ、女性虐待が日常化している実態は、元収容者や関係者の告発により明らかになっている。

 (参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

 近年では、金正恩氏の意向で北朝鮮国民が韓流ビデオなどの海外コンテンツに触れることに対して厳しく取り締まっている。

デイリーNKジャパン
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース