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金正恩氏から「生んでくれ」と迫られるほど避妊に走る北朝鮮女性たち (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長は最高指導者となって以来、タワーマンションや豪華レジャー施設などハコモノ行政に余念がないが、その建設に投入される労働力の多くが、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士だ。

 ところが最近、軍では兵士不足が深刻化しつつある。北朝鮮当局は既に、男性の10年の兵役を11年に延長し、徴兵の対象外だった女性にも7年の兵役を課す措置を取っているが、それでも足りない。

 ■貧しくて買えない

 兵士不足の理由はふたつある。ひとつは、食糧の横流しによって兵士が飢えに苦しみ、女性らは上官から「性上納」を強要される軍紀びん乱を知る親たちが、子供を軍隊に送るまいとあの手この手で悪戦苦闘しているためだ。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 そしてもうひとつ、より根本的な理由として少子化がある。北朝鮮の少子化の原因は、慢性的な経済難だけでなく、その中で生じた人々の意識変化によるところが大きいとされる。

 北朝鮮の女性らは、20代で結婚すると「早すぎる」と言われるため、30代になってから結婚するのが一般的だ。そして最近では、そもそも結婚しない人も増えているという。その主な理由は、生きるための商売で忙しいからだ。

 こうした現状を放置すれば、国力が大きく減退してしまう可能性がある。危機感を持った金正恩党委員長は、様々な手を打ち始めた。

 (関連記事:北朝鮮当局、少子化対策でムチャな指示…「避妊と中絶禁止!」

 そしてそれらが上手く行かないと見るや、最近になって打ち出したのげ次の方針だという。

 「子供を3人以上もうけた家庭には毎月、子供1人当たり5000北朝鮮ウォンを支給する」

 しかし、これに対する国民の反応は芳しくない。

デイリーNKジャパン
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