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【室谷克実 新・悪韓論】文政権、精神文化は中世そのまま 左翼学生運動出身10人が政権掌握の実態 (2/2ページ)

 文政権が矢継ぎ早に打ち出すさまざまな激烈な政策は、彼らが学生時代に夢見たことが色濃く反映されているのだろう。

 韓国がいま進み始めた道(=彼らの言葉でいえば『所得主導の経済成長』路線)の先にあるものは、公務員を大量に抱えた「大きな政府」が国民経済のすべてをコントロールする社会主義経済国家と見てよかろう。

 そんな政策に官僚はついていくのか。

 韓国の官僚は「上司に忠実に仕えて出世する」ことしか価値判断基準がない存在ともいえる。だから、上が代われば、一夜にして、これまでとは正反対の政策を進めることを躊躇(ちゅうちょ)しない。

 李王朝の時代、両班(ヤンバン=貴族)の命令を受けた下人は、まさに両班の権限代行者のようになって、誰でも徹底的にたたいた。同じように、韓国の官僚・官吏は、閣僚の背後にいる左翼学生運動出身の秘書官の意を忖度(そんたく)して、その権限代行者のように振る舞うことで、出世を目指すのだ。

 韓国の公務員社会に「清貧」といった価値観念は存在しない。あるのは「濁っていても富がいい」という常識だ。歴史の真実を追究する意欲もない。あるのは歴史物の映画を見て学ぶことだ。

 そうした姿勢は、一般行政職ばかりではない。検察官も裁判官も外交官も、マスコミ界まで、ほとんど同じだ。物質文化はパクリによって高度化しても、精神文化は中世そのままの国が、隣にあるのだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

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