記事詳細

民進、離党ドミノの悪夢再来か 「日本ファースト」若狭氏、次期衆院選で「54目指す」 (1/2ページ)

 小池百合子都知事の側近、若狭勝衆院議員が政治団体「日本ファーストの会」を立ち上げ、次期衆院選の獲得議席数について「54議席」という高い目標を掲げた。民進党の存在を脅かすもので、先の都議選での「離党ドミノ」という悪夢が再び襲ってきそうだ。専門家は「民進党から国会議員十数人が流れるのでは」と分析する。小池氏は民進党にとどめを刺すのか。

 「将来的に健全な二大政党制を担っていくためにも、最初の選挙でインパクトのある結果を出さなければいけない。当然、二桁はいきたい。日本維新の会が、最初の衆院選(2012年)で当選させた54人という数字は参考にしたい」

 若狭氏は8日、サンケイスポーツの単独インタビューに応じ、次期衆院選での獲得議席の目標について、こう語った。

 日本ファーストの会は、すでに野党再編の台風の目になりつつある。若狭氏に呼応するように、細野豪志元環境相は同日午後、記者会見を開き、「新しい政権政党をつくるために、まずは裸一貫、1人で立ち上がる決意をした」と語った。

 代表選直前というタイミングであり、党内に動揺が走るのを見越したうえでの決断だったのだろう。今後、細野氏が立ち上げるという「モナ男新党」の全貌や、若狭氏との連携が注目されそうだが、次の指摘がある。

 永田町関係者は「若狭氏が『日本ファーストの会』を立ち上げたのは、民進党代表選のタイミングを見計らったものだ」といい、続けた。

 「民進党代表選では現在、枝野幸男元官房長官と前原誠司元外相が出馬を表明している。『リベラル派と保守派の戦い』で、党内対立が先鋭化する可能性がある。代表選後も不満を持つ議員が必ず出てくる。『日本ファーストの会』は、不満分子を取り込む受け皿となり得る」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース