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「聖子節」炸裂!石破氏は卑怯、民進は役目終えた… “ポスト安倍”浮上の河野外相に対抗、一歩も引かない姿勢

 野田聖子総務相の発言が際立っている。「脱お友達」内閣のシンボルとして入閣した勢いのまま、党内外に向けて切れ味鋭い発信を続けているのだ。同じく「ポスト安倍」に浮上した河野太郎外相が中国や韓国に毅然とした姿勢を見せて注目を浴びるなか、「女性初の宰相」を目指す野田氏としても、一歩も引かない姿勢のようだ。

 「良いときはともかく、非常に苦しんでいるときに外から批判する、いたずらに今いる(安倍晋三)総裁を批判して、仲間が政権を弱くするというのは、私は卑怯(ひきょう)なことだと思う」

 野田氏は8日、報道各社のインタビューに応じ、今回入閣を決めた理由について、こう語った。名指しこそしていないが、後ろから鉄砲を撃ち続けて、男を下げた石破茂元幹事長を批判したものといえそうだ。

 さらに、9月1日投開票の代表選を行う民進党についても、「ある程度役目を終えたのではないか」と断言した。そのうえで、「いろんな離合集散があり、与党と対峙(たいじ)して本当の政策議論をできる環境がいい」と述べ、与党に対抗し得る野党勢力の再編が望ましいとした。

 自民党についても厳しい視点は変わらない。「『相対評価で(他党と)比べたら自民党』という人が相当数いるのではないか」と指摘しながら、支持基盤はもろいとの見解を示した。

 昨年の都知事選で、野田氏は小池百合子都知事を水面下で支援した。野田氏の重要閣僚での起用は、安倍首相の「小池対策」の面もある。

 野田氏は同日の記者会見で、小池氏の側近である若狭勝衆院議員が国政新党の結成を目指していることについて、「脅威でもあるが、自分たちの身の引き締めにもなる。切磋琢磨(せっさたくま)ができるよう自分たちをポジティブに持っていきたい」と語った。

 来年9月の自民党総裁選に、野田氏は出馬する意向を明言している。共同通信の世論調査でも、野田氏の入閣に61・6%が期待している。

 報道各社のインタビューで「前回(総裁選で)応援してくれた人たちを中核として、いろんな形で仲間を増やしていきたい」といい、20人の推薦人獲得に自信を見せた。

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