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トランプ氏「何かあったら北朝鮮に大変な惨事が起きる」 米中電話会談、北に挑発停止要求で一致 

 【ワシントン=黒瀬悦成、北京=藤本欣也】トランプ米大統領は11日(日本時間12日)、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、軍事的緊張が高まる朝鮮半島情勢について協議した。米ホワイトハウスによると、両首脳は「北朝鮮が挑発的で緊張を激化させるような行為を停止すべきだ」との認識で一致した。

 中国国営の中央テレビによると、習氏は北朝鮮問題の「政治的解決」を促し、武力行使に反対する姿勢を改めて強調。「関係各国は自制を保ち、朝鮮半島情勢の緊張を激化させる言動を避けなければならない」と述べ、米国にも冷静な対応を求めた。

 会談に先立ち、トランプ氏は11日、滞在先の東部ニュージャージー州で記者団に対し、状況は極めて危険だと述べた上で、「悪い解決策」でなく「平和的な解決策」で「丸く収まることを望む」として、外交解決への期待を示した。

 一方で、北朝鮮が米領グアム沖に向けて弾道ミサイル発射を検討中と表明したことに対し、「もしグアムに何かあったら、北朝鮮に大変な惨事が起きる」と強調し、報復攻撃の構えを改めて打ち出した。北朝鮮に対して、「極めて強力な追加制裁」を検討していることも明らかにした。

 トランプ氏はこれに先立つ別の記者会見でも、「北朝鮮がグアムや米国の領土、同盟国に対して事を起こせば、真に後悔することになる。直ちに後悔するだろう」と警告。

 11日朝、自身のツイッターに「北朝鮮が愚かな行動を取るなら、軍事的解決策を取る準備は整っている」と投稿したことについては、「言った通りの意味だ。連中が私の発言の重大さを十分に理解することを望む。非常に簡単に理解できる言葉のはずだ」と語った。

 北朝鮮に対するトランプ氏の挑発的な言動が緊張を高めているとの批判があることについては、「私が言っているから批判しているだけだ。別の人間が言えば、素晴らしい発言だと言うだろう。私の言葉に喜んでいる人は、国内に何千万人もいる」と反論した。

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