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「河野氏は及第点」「聖子氏は無遠慮」…永田町で流れる新閣僚の評判、安積明子氏がリポート

 第3次安倍第3次改造内閣がスタートして1週間が過ぎた。「仕事人内閣」「脱お友達内閣」「有事対応内閣」などと呼ばれ、内閣支持率も下げ止まった感もある。ジャーナリストの安積明子氏が、永田町で流れる新任閣僚の評判を聞いた。

 「野田氏は改造内閣の看板だ。安倍晋三首相が『謙虚な姿勢』を示したシンボルになっている。報道機関のインタビューも好評だが…」

 自民党ベテラン衆院議員はこういい、心配した。

 「ただ、就任会見で、いきなり『総裁選出馬宣言』は、ちょっと図々しい。前回総裁選では20人の推薦人も集められなかったのに、すっかり『ポスト安倍』の最右翼気取りだ。あまり突出すると危ない」

 その野田氏と“姉弟”のように親しいのが、小此木八郎国家公安委員長。民進党衆院議員はやっかみ半分で、「小此木氏の兼務は、国土強靱化担当と防災担当だけ。前任者の松本純氏はもっと兼務が多かった。その程度の評価じゃないの」と皮肉った。

 小此木氏と同じ神奈川県選出で、「菅義偉官房長官枠」とささやかれる河野太郎外相は好意的に受け入れられている。

 「今回、最後まで決まらなかった外相だが、政権に批判的だった河野氏の就任には驚いた。父親の河野洋平元官房長官が慰安婦問題で日本と日本人を貶めた『河野談話』を出した張本人だけに、官邸中枢が、日韓、日中外交の矢面に立たせようとしたのは明白。それでも受けたのは偉い。現時点で及第点だ」(自民党衆院議員)

 内閣の目玉となる「人づくり革命」を担当する茂木敏充経済再生相は改造直前、週刊誌に記事が出るとの噂が流れた。

 「一部新聞が『外相就任説』を書くほど、安倍首相の信頼は厚いが、党内での人望はイマイチ。閣僚起用を阻止しようとした他派閥の幹部が情報を流した。これからも足を引っ張られる」(同)

 最後に、自民党ベテラン秘書は「私にも閣僚絡みの情報が聞こえてくる。今後いろいろ出そうだ」とため息をもらした。

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