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金正恩氏が突然の「雲隠れ」 身の安全のためか (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長が「雲隠れ」している。先月30日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射成功を祝う宴会に出席した後、北朝鮮メディアが2週間も正恩氏の動静を伝えていないのだ。

 最近、正恩氏がこうして雲隠れした後、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する例が続いている。北朝鮮が正恩氏の立ち会いの下、ICBM「火星14」型を初めて試射したのは7月4日だが、その前に正恩氏の動静が伝えられたのは6月20日だった。

 普通のトイレはダメ

 また、先月13日以降、動静の途絶えていた正恩氏は2週間後の同27日に祖国解放戦争(朝鮮戦争)参戦烈士の墓を参拝し、翌28日に「火星14」型の2回目発射実験を現地指導した。

 こうした過去のパターンを踏まえると、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)戦略軍が発表した米領グアム周辺への中距離弾道ミサイル「火星12」型の発射計画が、実際に進められている可能性が浮上する。

 このように、正恩氏が軍事行動の直前に雲隠れするのは、言うまでもなく身の安全を考えてのことだ。彼の警護を担当する護衛総局は、一般人と同じトイレを使えない正恩氏のため、専用機器を持ち歩くほど徹底しているという。

 (参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳

 もちろん、スケジュールは最小限の人員にしか伝えられない。一説には、正恩氏の動線は実の妹である金与正(キム・ヨジョン)氏が管理しているとも言われる。

 (参考記事:金正恩氏の「最愛の妹」が「最強の妹」に変身している

デイリーNKジャパン
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