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【日本を守る】頻繁すぎる内閣改造、戦前から「人心一新」繰り返すマスコミのナゼ (1/2ページ)

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 安倍晋三内閣は、大手新聞やテレビ、週刊誌が面白おかしく煽った「加計・森友学園」騒動のなかで東京都議選が行われ、「都民ファーストの会」に惨敗して支持率が急落したために、4年8カ月で4回目の内閣改造による起死回生をはかった。

 マスコミがこぞって、「人心一新」という言葉を使った。

 日本国民は気付いていないだろうが、世界の主要国のなかで、こんなに頻繁に内閣改造が行われる国はない。

 満州事変の昭和6(1931)年から、真珠湾を攻撃して、大戦争に飛び込んだ昭和16(1941)年までの10年間は、日本にとって最も重要な10年だった。

 この間、若槻礼次郎内閣から、東條英機内閣まで13人の首相と、近衛文麿内閣が3次にわたったから、15もの内閣が登場した。

 これでは一貫した政策も、国家意志もあったものでない。目隠しをして、無謀な戦争に突入したようなものだった。

 戦前から新内閣が登場するたびに、新聞(=当時はテレビがなかった)が「人心一新」と書き立てた。なぜ今日も、マスコミが「人心一新」という言葉を、“鸚鵡(オウム)の一つ覚え”のように、繰り返すのだろうか。

 先の太平洋戦争は3年8カ月にわたったが、日本では3人の首相が登場した。スターリンのソ連、ヒトラーのドイツ、ムソリーニのイタリアは独裁国家だったから、当然だとしても、日本と同じ自由主義国だった、英国ではチャーチル、米国ではルーズベルトが戦争終結の3カ月前に急死したが、政権を一貫して預かった。

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