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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「猛」》列島襲うヒアリの恐怖 -猛威をふるう生物たち (1/2ページ)

 今年5月に神戸港で初めて発見されてから、連日報道されるようになったヒアリ。実際に遭遇したわけでなくても、新聞で、はたまたテレビで、「ヒアリ」の文字が出る度に冷たい汗が流れる人も多いのではないだろうか。

 ヒアリは漢字で「火蟻」と書く。普通の蟻とは違い毒針を持っており、刺されるとやけどをしたときのような痛みが走ることからその名がつけられた。原産は南米だが、侵入されて米国や中国も生息地となっている。今回は中国・広州から神戸港に到着した貨物船に積まれていたコンテナの中でヒアリの集団が最初に確認され、その後関東や九州など各地で発見されたことで大きな問題となっていった。

 ヒアリの厄介な点は、在来種と見分けがつきにくいこと。在来種と違ってアリ塚を作るため土が盛り上がっていれば注意できるという特徴があったり、東京都環境局が専用サイトで見分け方を紹介したりはしている。しかしながら見た目だけならはシリアゲアリやケアリといった在来種にも似ているため、専門家でなければパッと見ただけではヒアリと在来種を間違えてしまうこともある。

 日本にはヒアリの天敵であるゾンビバエは生息していないものの、縄張り意識の強いアリは外来種を排除しようとする。つまり在来種がヒアリを撃退する可能性がある。そのため誤って在来種を殺してしまうと、いなくなった地域にヒアリが住み着いてしまう危険性があるという。

 そしてここまでヒアリを紹介してきたが、他にも気をつけなければならない生物がいる。刺すことでSFTSウイルスを人間に感染させる力を持つことから“殺人ダニ”と呼ばれるマダニや、比較的おとなしいものの刺激を与えてしまうと激しく攻撃してくるコガタスズメバチ、デング熱を媒介する可能性のある蚊など、人間に対して猛威をふるう生物はヒアリだけではない。

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