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「金正恩はせせこましい」北朝鮮の兵士が陰口を言う理由 (1/3ページ)

 トランプ米大統領は16日、ツイッターに「北朝鮮の金正恩は非常に賢く、理にかなった判断をした」と投稿した。金正恩党委員長が、米領グアム周辺への弾道ミサイル発射を保留する見解を示したことを評価したものだ。

 このやり取りに、ホッと胸をなでおろした人は少なくないだろう。

 ■「粛正動画」を公開

 正恩氏が、どれだけ本気でミサイル発射を考えているのか、また、発射が最終的に断念されるのかはいずれも不明だ。しかしいずれにせよ、発射が実行されれば「とんでもないことになるかもしれない」とは、誰もが感じる。そこへ向けて突き進むか、回避するかは、ひとり正恩氏の判断にかかっていたわけだ。

 正恩氏はまんまと、世界の注目を自分に集めて見せたのである。

 そんな正恩氏も、かつては何かする度に「ウザい」「めんどくさい」などと陰口を言われていた時代があった。とくに軍の兵士たちは、ささいなことで正恩氏からひどい目に遭わされていたこともあり、非常に辛口だったようだ。

 (参考記事:金正恩氏の「高級ベンツ」を追い越した北朝鮮軍人の悲惨な末路

 韓国紙・東亜日報の名物記者で、自身も脱北者であるチュ・ソンハ氏によれば、正恩氏は父・金正日総書記の後継者としての修業時代、抜き打ちで軍施設を視察することが多かったという。

 チュ氏によれば、北朝鮮の最高指導者が視察を行う場合、現場は数カ月がかりで受け入れの準備を行う。正日氏の場合、現場が用意した動線に沿って見て回り、記念写真を撮って帰って行った。

デイリーNKジャパン
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