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正恩氏におびえる韓国が「原潜建造」計画 北SLBM発射準備情報でなりふり構っていられず (1/2ページ)

 米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が始まった韓国で、過去に頓挫した原子力潜水艦建造論が沸き起こっている。演習に反発する北朝鮮が、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に踏み切る可能性もあるためだ。北朝鮮との「対話」を掲げる文在寅(ムン・ジェイン)政権だが、暴走を続ける金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長におびえ、なりふり構っていられなくなったようだ。

 演習が始まった21日の閣議で、文大統領は「緊張を高める意図は全くない」と述べ、演習が防衛目的であると強調した。

 大統領就任前から、北朝鮮との対話路線を掲げ、秋波を送ってきた文氏らしい発言といえる。だが、韓国内では対北情勢に対する緊張としか受け取れない動きが起きている。

 北朝鮮のSLBMに対抗するため、原子力潜水艦を建造するという計画が浮上しているのだ。聯合ニュースによると、韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は16日、テレビのニュース番組で、原子力潜水艦を導入する必要があると発言した。宋永武(ソン・ヨンム)国防相も7月31日、国会で原子力潜水艦の建造について「検討する準備ができている」と述べた。

 韓国では盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の2003年、4000トン級の原子力潜水艦の建造を計画したことがあるが、メディアに報じられて頓挫した。

 そもそも燃料となる高濃縮ウランの生産が米韓原子力協定で禁じられており、実現のハードルは高いが、そうも言っていられない情勢となっている。

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