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トランプ氏、正恩氏に“不可解対応”のウラ 軍事力見せつける一方で融和的メッセージ披露 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を罠にかけようとしている。世界最強の軍事力を見せつける一方、融和的なメッセージを披露するなど、不可解な対応を続けているのだ。背景に、米朝の水面下接触の可能性が指摘される。北朝鮮に「核・ミサイル開発」を放棄させられるのか。

 「正恩氏はわれわれに敬意を払い始めている。多分、何か前向きなことが起きるかもしれない」

 トランプ氏は22日、アリゾナ州フェニックスでの演説で、こう語った。

 レックス・ティラーソン国務長官も同日の記者会見で、北朝鮮が最近、弾道ミサイル発射をしていないことは「注目に値する」「一定の対話への道筋が見えてきたのかもしれない」と語った。

 2人の発言には違和感がある。

 米軍と韓国軍は21日から、合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン」を開始した。正恩氏に対する「斬首作戦」や、北朝鮮の「核・ミサイル基地」攻撃も想定した演習だ。

 これに対し、北朝鮮の朝鮮人民軍板門店代表部は22日、「正しい選択をせよとの、われわれの警告を無視して危険な軍事挑発を仕掛けてきた以上、無慈悲な報復と懲罰を免れることはできないだろう」という報道官談話を発表し、警告した。

 緊張感が続くなか、トランプ氏とティラーソン氏はなぜ、「敬意」「前向き」「対話」などと発言をしたのか。

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