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「先軍節」迎えた北、ミサイル発射強行か「核強化へ一寸も退かない」 各国が警戒強める

 狂気の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮で25日、金正日(キム・ジョンイル)総書記が軍事優先の「先軍政治」を始めたとする記念日「先軍節」を迎えた。この日に合わせ、北朝鮮が6回目の核実験や弾道ミサイル発射に踏み切る可能性もあり、関係各国は警戒を強めている。

 「わが共和国の自衛的核抑止力は決して、誰それの認定を受け、何かと交換し合うための駆け引き物ではない。それは、米国の反共和国圧殺策動と軍事的威嚇・恐喝に断固と対応するための実質的な軍事的手段である」

 朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は24日、署名入りの論説で、核開発を正当化した。同通信はジュネーブで22日に開かれた軍縮会議でも、北朝鮮代表団が「米国の敵視政策と核威嚇が根源的になくならない限り、すでに選択した核戦力強化の道から一寸も退かないと強調した」と伝えた。

 韓国で21日から始まった米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」に対し、北朝鮮は反発を強め、「無慈悲な報復と懲罰を免れない」と警告している。北朝鮮では今後、9月9日に建国記念日という節目を迎えるが、昨年の記念日には5回目の核実験が行われた。

 核実験以外に、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射の可能性も取り沙汰されており、来月にかけて北朝鮮情勢はさらに緊迫感が高まる。

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