記事詳細

「米軍が金正恩を爆撃してくれれば」北朝鮮庶民の毒舌が止まらない (1/2ページ)

 北朝鮮当局は、核実験とミサイル発射実験をめぐり緊張する朝鮮半島情勢を、国内の結束を図るネタとして利用している。しかし、そのやり方に北朝鮮の人々はもはや呆れ顔だ。

 「南朝鮮(韓国)と米帝(米国)を火の海にすると大口を叩くこと半世紀、今やその両国が北朝鮮の人々が羨望する国となってしまった」

 このように自虐的に語るのは、両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋だ。情報筋の批判は止まらない。

 「(金正恩党委員長は)何もできないくせして米国に手を出そうとしているのではないか」 「和解と協力ではなく対立しようとする当局のせいで、庶民が損をする」

 情報筋はまた、「戦争がいつ起きるかわからない一触即発の状況」と騒ぎ立てる当局に対して、北朝鮮の人々が極めて冷淡な反応を示していると伝えた。「こんな暮らしをするんだったら、決着を付けたらいいじゃないか」という人もいれば、地方住民からは「米国が(金正恩氏らのいる)平壌を爆撃してくれたいいのに」という人まで現れたという。

 北朝鮮当局は、国家指導部を狙う米韓の「斬首作戦」を警戒し、普通のトイレを使えない正恩氏にさらなる不便を強いてまで警備を強化している。

 (参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳

 ところがその足元では、自国民が米韓による正恩氏襲撃をネタにしているのである。

デイリーNKジャパン
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース