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北ミサイル列島通過、懸念される『最悪の事態』 「正恩体制の存続保証」要求、米朝“水面下接触”で主張対立 (1/4ページ)

 北朝鮮が許し難い挑発を仕掛けてきた。29日朝、ミサイル1発を発射し、北海道上空を通過させ、襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下させたのだ。米国領グアムに発射予告していた、弾道ミサイル「火星12」の可能性がある。被害は確認されていないが、日本国土を含む、航空機や船舶などを危険にさらす、常軌を逸した行為だ。「6回目の核実験」の兆候も確認される。安倍晋三首相と、ドナルド・トランプ米大統領は同日午前、緊急電話首脳会談を行い、北朝鮮への圧力強化で一致した。トランプ氏は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「戦争か、平和か」と迫っていた。米朝が軍事衝突する「最悪の事態」も懸念される。

 「トランプ氏と約40分間、北朝鮮のミサイル発射に対する分析、認識、対応について議論した。日米の立場は完全に一致した。これまでにない重大で深刻な脅威で、直ちに国連安全保障理事会の緊急会合を開催し、北朝鮮に対して圧力をさらに強めていく。トランプ氏からは『米国は、同盟国である日本と100%ともにある』との力強いコミットメントもあった」

 安倍首相は29日午前、日米電話首脳会談後、記者団にこう語った。トランプ氏は、日米同盟に基づく「日本防衛」を改めて確約した。世界最強の米軍と自衛隊は、最高レベルの警戒を続けている。

 それにしても、北朝鮮の暴挙は狂気の沙汰だ。

 日本政府によると、北朝鮮は同日午前5時58分ごろ、首都・平壌(ピョンヤン)付近から弾道ミサイルを北東方向に発射した。ミサイルは6時6分ごろ北海道上空を通過、12分ごろ、太平洋上に落下した。事前通告は一切なかった。

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