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トランプ氏が北に「怒りの制裁」 日米が国連で対北石油禁輸提起、実現なら数日で国家機能停止も (1/3ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、北朝鮮の独裁者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「怒りの制裁」を突き付ける。国連安全保障理事会の緊急会合で、米国と日本が北朝鮮への石油禁輸を提起するというのだ。北朝鮮の生命線を握る措置を打ち出すことで、暴挙を繰り返す正恩氏に軍事行動も辞さない重大警告を与える。だが、北朝鮮は30日、国営メディアを通じ、米国領グアムへの攻撃準備とも受け取れるメッセージを出した。一触即発の可能性も高まっている。

 「北朝鮮の最新のメッセージを世界中がはっきりと受け取った。近隣国や、すべての国連加盟国を侮辱した。威嚇的行為は地域や世界中で北朝鮮体制の孤立を招くだけだ。すべての選択肢がテーブルの上にある」

 北朝鮮が29日早朝、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことに、トランプ氏は同日、声明を出して非難した。

 「すべての選択肢」の中には当然、世界最強の米軍による軍事行動も含まれる。現在、韓国では、米軍約1万7500人、韓国軍約5万人が参加して、米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が行われている。米韓軍は臨戦態勢にある。

 北朝鮮へのトランプ氏の怒りは即、国際会議での行動につながった。

 29日午後(日本時間30日午前)に開かれた国連安保理の緊急会合では、ミサイル発射を非難する議長声明案を全会一致で採択した。その安保理で、米国は日本とともに「北朝鮮への石油禁輸」措置を提起するという。

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