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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】「総火演」の戦争抑止力と「倍返し」の効果 経費惜しむ人に聞いてみたい「日本が攻撃されることをお望みですか?」 (2/2ページ)

 米国では、軍人や警官、消防士、救急隊員、沿岸警備隊員など、いざというとき現場に駆けつけ、命がけで国民の生命を守る職業の方を「ファースト・レスポンダー」(最初の対応者)と呼び、最大の敬意と感謝を表す。日本では、この意識が足りない印象がある。

 総火演で使われた弾薬の総量は約36トンで、約2億9000万円相当だという。すべての戦力を否定する自称「平和主義者」や左派メディアは、このような経費を無駄と思うだろう。

 しかし、自衛隊の戦力のPRは国民に安心感を与えるだけでなく、敵に対する最大の抑止力になる。経費を惜しむ人には、「日本が攻撃されることをお望みですか?」と聞きたい。

 北朝鮮の弾道ミサイル「火星12」が日本上空を通過して、北海道・襟裳岬の東の太平洋上に落下した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は当初、グアム近海にミサイル4発を撃つと発表したが、ドナルド・トランプ米大統領が「世界が見たこともない炎と激怒で対抗する」というと、ビビって北海道方面に変更した。

 数年前、「やられたらやり返す。倍返しだ!」というドラマのセリフが流行した。少し下品だが、平和を守るのに、これほど効果的なセリフはない。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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