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風向き変わった小池氏定例会見 豊洲問題や都民ファのヨイショ発言に集中砲火 (1/2ページ)

 東京都の小池百合子知事が“守勢”に立たされた。1日の定例記者会見で、豊洲新市場への移転延期に絡む損害賠償問題や、自身が率いる地域政党「都民ファーストの会」の都議らによるヨイショ発言について、厳しい質問が飛んだのだ。就任から1年たち、風向きも変わってきたのか。

 「基本協定を互いに守っていくことが必要だ。『損害』という話があったが、何をもって損害としていくのかは、法的にチェックしていかなければならない。これからも都として丁寧な説明を続けていきたい」

 小池氏は記者会見で、言葉を慎重に選びながら、こう語った。

 豊洲新市場で、温泉付きホテルや飲食・物販などの観光拠点「千客万来施設」を整備予定の「万葉倶楽部」(神奈川県小田原市)は、都が年内に市場移転の基本方針を具体化しない場合、事業を撤退して都に損害賠償を求めることを検討している。

 小池氏が移転を延期したため準備が中断しており、総事業費が180億円から現在約200億円まで膨らんでいるという。

 会見では、都民ファーストの都議の姿勢にも質問は及んだ。

 28日開会の都議会臨時会で、最大会派・都民ファーストの都議は市場移転をめぐり、小池氏のすべての判断を「高く評価する」と連呼したのだ。都議の報酬は年約1400万円。記者からは「知事の姿勢を十分にチェックできていないのではないか?」という疑問が突き付けられた。

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