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北核実験 安倍首相、米露首脳と相次ぎ電話会談「深刻な脅威」

 安倍晋三首相は3日夜、北朝鮮の核実験を受け、トランプ米大統領、プーチン露大統領と相次いで電話で会談した。

 首相は米露それぞれの首脳との会談後、首相公邸前で記者団に「国際社会が強い決意で北朝鮮に対しこれまでになく強い圧力をかけなければいけないとの認識で一致した」と述べた。その上で「国際社会と連携を深めるために、今後とも全力を尽くす」と語った。

 トランプ氏とは北朝鮮の核実験前の3日午前も会談しており、1日で2回の会談は極めて異例。8月29日早朝の北朝鮮による中距離弾道ミサイル発射後からの会談は4回に上る。

 首相は3日夜の約10分間のトランプ氏との会談で、北朝鮮の6回目となる核実験の規模が過去最大だったことを説明し、北朝鮮の挑発行為は「日米のみならず国際社会に対する正面からの挑戦であり、許されざる暴挙である」と指摘した。また、「わが国の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、日米同盟として団結して対応したい」と述べた。

 両首脳は「日米は百パーセントともにある」ことや、中国とロシアの役割の重要性について改めて確認した。

 首相はその後、プーチン氏と約15分間電話で会談し、「北朝鮮の暴挙は深刻な脅威」との認識を共有した。

 首相はプーチン氏に対し、北朝鮮の核実験強行は「重大かつ、さし迫った新たな段階の脅威だ」と述べた。その上で「日露を含めて国際社会全体で最大限の圧力をかけることが重要で、新たに強力な国連安全安保理決議が不可欠だ」と伝え、ロシアに「建設的な対応」を求めた。

 両首脳は6、7両日にロシア極東のウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」に合わせた会談でも対応を協議することを確認した。

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