記事詳細

【スクープ最前線】北「水爆」狂行で“第2次朝鮮戦争”勃発危機 米軍が佐世保に「強襲揚陸艦」急派、北は潜入工作員に「秘密命令」か (2/3ページ)

 朝鮮労働党幹部の1人は、私(加賀)に緊張した声で、同日の党政治局常務委員会で「元帥様(正恩氏)が『水素爆弾に成功した』『今、この瞬間から、ICBMへの弾頭搭載作業を開始する。敵は米国だ!』と宣言した」と明かした。

 事実上の“宣戦布告”ではないのか。

 官邸関係者は「実は、米国から『北朝鮮が9月9日(建国記念日)前後に核実験を強行しそうだ』という情報を得ていた。安倍首相以下、全閣僚が緊張していた。その通りになった。最悪だ」といい、続けた。

 「北朝鮮は、北海道上空を通過した8月29日の弾道ミサイル『火星12』の発射に続き、レッドラインを越えた。トランプ氏が、北朝鮮への『予防的先制攻撃』の決断を下す可能性がある。安倍首相とトランプ氏は1週間で4回(8月29、30日と9月3日に2回)も電話首脳会談を行った。極めて異例であり、状況は緊迫している」

 この連載では過去2回、《米軍準備完了! 北攻撃「9月危機」》《中露も北開戦準備(警戒)》と警鐘を鳴らしてきた。誰も「第2次朝鮮戦争勃発」など望んではいないが、その通りの展開になりつつある。

 旧知の米情報当局関係者は「米軍はいつでも北朝鮮を攻撃し、正恩体制を殲滅(せんめつ)できる態勢を整えつつある。米軍は、超大型の強襲揚陸艦『ワスプ』を佐世保基地(長崎県)に急派した。岩国基地(山口県)には、最新鋭ステルス戦闘機F-35Bがスタンバイ。グアムのアンダーセン空軍基地からは、正恩氏が最も恐れる戦略爆撃機B-1B『ランサー』がいつでも出撃できる」

 米国と北朝鮮は6月ごろから水面下接触を続けてきた。北朝鮮の「核・ミサイル」を完全放棄させるためだが、正恩氏は威嚇をやめなかった。

 米政府関係者は「トランプ氏は『火星12』の発射を、北朝鮮の返答(事実上の宣戦布告)と受け止めた。それに続く核実験だ。トランプ氏が決断しなければ、米国は北朝鮮だけでなく、世界中からバカにされる。覇権国家の地位を失いかねない」と語った。

 米国内のムードも一変した。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう