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前原新代表、「山尾幹事長」断念ではや暗雲 「決められぬ民進」体質そのままで党中堅もガッカリ (1/2ページ)

 民進党の前原誠司代表は4日、山尾志桜里前政調会長(43)の幹事長への起用を断念し、代表代行に内定していた大島敦元総務副大臣(60)を充てる方向で最終調整に入った。山尾氏の政治経験の乏しさなどを理由に、再考を求める声が党内で相次いだことを踏まえた。

 前原氏は当初、代表選で自身の陣営の選対本部長を務めた大島氏を幹事長に起用することを検討していたが、若手や女性の登用を待望する声に配慮し、一旦は山尾氏の抜擢(ばってき)を決めた。

 しかし、4日昼に大島氏や国対委員長に内定した松野頼久元官房副長官らと会談した際、山尾氏の幹事長起用案に党内で反発が広がっていることが話題にのぼり、内定した人事案の再検討を迫られた。

 前原氏は5日午後の両院議員総会で執行部の陣容を正式に明らかにするが、党の要である幹事長人事案が二転三転する事態は求心力低下を招きそうだ。

 この他、辻元清美元国土交通副大臣(57)の役員室長起用も見直す方向だ。山尾氏は代表代行として処遇する案が有力視されているが、重鎮議員が就くポストへの起用はさらに党内の不満を増幅しかねない。

 民進党の前原新代表の船出にいきなり暗雲が漂った。一時は衆院当選2回の山尾前政調会長の幹事長抜擢(ばってき)を決断したが、党内で政治経験の少なさなどの批判を浴び、4日に一転して抜擢を見送ることに…。「決められない政治」は旧民主党時代から依然として続いているようだ。

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