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北朝鮮が韓国のATMハッキング 情報受け取った中国人らがカード複製、日本でも被害

 韓国警察は6日、北朝鮮ハッカーが韓国内の現金自動預払機(ATM)をハッキングして約23万件のカード情報を入手し、この情報を基に複製したカードで計約1億200万ウォン(約980万円)の現金が引き出されるなどの被害が出たと明らかにした。

 犯人グループは複製カードで日本でも126回、現金引き出しを試み、うち23回で成功、計約60万円を引き出した。

 韓国警察は、ATMの管制サーバーに送り込まれたウイルスの分析から北朝鮮の犯行と断定。サーバーにつながったATM63台がウイルスに感染して情報が抜き取られ、北朝鮮へ送られていた。

 カードのICチップに収められている現金取引に必要な情報が、感染したATMから流出した。管制サーバーへの攻撃や、ICチップ情報の流出確認は初めてという。

 北朝鮮から情報を受け取った中国人らのグループがカードを複製し、日本や韓国、タイ、台湾の「引き出し役」が金を引き出していた。韓国警察は3月に被害をつかみ、その後韓国内で情報の伝達などに関わった4人を逮捕したが、北朝鮮と接触した責任者や引き出し役は分かっていない。(共同)

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