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金正恩氏の核実験が強いる「被ばく労働」の恐怖 (1/2ページ)

 北朝鮮の相次ぐ核実験により、それに伴う放射能の脅威が懸念されている。

 北朝鮮は、これまで6回の核実験を強行した。そのうち4回は金正恩時代になってからのもので、とくに昨年9月からの1年間で3回も行われている。

 ■500人死亡の地獄絵図

 米ジョンズ・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」は5日、衛星写真の分析を基に北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)群の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場付近で、核実験後に多数の地滑りが起きたことを明らかにした。

 豊渓里は、標高1000メートルを超える山々が連なる山岳地帯に位置することから、人的被害が起きた可能性は低いかもしれない。仮に被害が生じていたとしても、体制にとって都合の悪いことを隠蔽する北朝鮮当局が、その事実を明らかにすることはない。

 過去、橋梁の建設現場で500人が一度に死亡する地獄絵図のような大惨事が起きたことがある。しかし、北朝鮮当局は事故そのものを隠蔽し、詳細は一切明らかにされなかった。

 (参考記事:北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

 ■遺体は放射性廃棄物扱い

 中国では、度重なる核実験によって、豊渓里付近の山岳地帯が崩壊し、大規模な放射能漏れが起きることを懸念する声が出始めている。

デイリーNKジャパン
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