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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「会」》集中力を伸ばす-藤井四段も学んだ「モンテッソーリ教育」って? (1/2ページ)

 「モンテッソーリ教育」をご存じだろうか。将棋界最多の公式戦29連勝を達成した最年少棋士、藤井聡太四段(15)が幼児期に受けた教育法で、自主性と集中力を伸ばすのが特徴とされる。この教育法を取り入れる幼稚園が増えており、藤井四段の効果もあって今、注目を集めている。

 私自身は、息子(4)を出産した直後、その存在を初めて知った。夫が「子供をモンテッソーリ教育で育てたい」と言いだしたからだ。子供の成長過程に訪れるさまざまな「敏感期」を大切にすることで、自分の興味のあることに静かに打ち込み、自立した人間に育つ-。夫はそう、熱く語った。

 そこまで言うのならと、育児休業中、息子が生後10カ月から1歳3カ月になるまで、隣の市にある幼児教室に何回か、行った。だが、近所には通える教室がなく、息子は私の仕事復帰とともに普通の保育園に入園。その後もモンテッソーリ教育を受けさせていたら、今頃どんな子供になっていたかと思いをはせることがある。

 そんな個人的な興味もあり、取材することに。モンテッソーリ教育はイタリアの女性医師、マリア・モンテッソーリ(1870~1952)が確立した教育方法。国内では65年、東京の幼児教育施設「うめだ子供の家」から全国に広がった。ヨーロッパにはモンテッソーリ教育を取り入れた小学校も多数あるが、国内では幼稚園(3~6歳児)が中心となっている。

 教室には、子供サイズの小さなテーブルや椅子、流し台などを備え、棚にはさまざまな教具が並ぶ。登園した子供たちは自分で教具を選び、昼食の時間まで納得のいくまで繰り返す。教具を使った作業を「仕事」と呼ぶのも特徴の一つだ。縫い刺しや切り紙、機織りなど手先を使う作業や、試験管の中で色水を混ぜ合わせる「色実験」、千個のビーズを床に並べて数えるなど、さまざまな「仕事」が用意されている。

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