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中国の党代表名簿、毛沢東の孫消えた 言動と体形「軍イメージに傷」

 【北京=西見由章】10月に開かれる中国共産党大会の代表約2300人のうち、軍選出の名簿に毛沢東の孫で軍事科学院副部長の毛新宇少将(47)が記載されず、注目を集めている。

 毛新宇氏は毛沢東の次男、岸青の一人息子。2012年秋に開かれた前回党大会では代表に選ばれていた。ただその奔放な言動や肥満体形がたびたび取り上げられ「軍のイメージを傷つけるとの批判もあった」(香港メディア)という。

 党大会の代表をめぐっては胡錦濤前国家主席や李克強首相の出身母体である共産主義青年団(共青団)トップの秦宜智第1書記や、かつて第1書記を務めた周強・最高法院院長も名簿から漏れており、党内の有力派閥だった共青団派の退潮を指摘する声もある。

 規律違反容疑で調査を受けているとされる中央軍事委員会メンバー3人のうち、房峰輝・前統合参謀部参謀長と張陽・政治工作部主任は代表名簿になかったが、呉勝利・前海軍司令官の名前は記載されていた。

 中国国防省のサイトは7日、張陽氏の後任の政治工作部主任に、習氏に近い苗華・海軍政治委員が就任したことを明らかにした。

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