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挑発繰り返す北、9・9ミサイル発射“強行”か トランプ氏「軍事力を使えば北朝鮮にとって悲劇の日となる」 空母ロナルド・レーガンは横須賀を出港

 狂気の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が9月9日の建国記念日に、ICBM(大陸間弾道ミサイル)発射を強行するとの観測が浮上した。北朝鮮が新たな軍事的威嚇を予告するような声明を発表したのだ。これに対し、ドナルド・トランプ米大統領は記者会見で、軍事力行使の可能性を否定しなかった。米原子力空母「ロナルド・レーガン」は8日昼ごろ、米海軍横須賀基地(神奈川県)を出港。再び、米朝激突の緊張が高まってきた。

 「世界は、朝鮮の水爆保有が米国をはじめとする諸大国の強権と専横を終息させ、公正な国際秩序を確立するうえで、どのような特記すべき出来事になるのかを日増しにいっそう鮮明に体験することになるであろう」

 朝鮮中央通信は7日、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会の声明を伝えた。声明では、日本にも「自分の境遇をはっきり知り、これ以上米国の手足になって下品に振る舞ってはならない」と非難した。

 挑発的言動を繰り返す北朝鮮に対し、韓国政府は警戒を強めている。

 李洛淵(イ・ナギョン)首相は7日、北朝鮮がICBMを建国記念日の9日に発射する可能性があるとの見方を示した。複数のメディアが伝えた。

 米国も新たな軍事的威嚇に備えている。

 トランプ氏は7日、ホワイトハウスでの記者会見で、北朝鮮への対応について「軍事行動は間違いなく選択肢だ」としたうえで、「軍事力を使えば北朝鮮にとって悲劇の日となる」と述べた。

 トランプ氏の危機感は行動でも表れた。世界最強の米軍が誇る原子力空母「ロナルド・レーガン」が8日昼ごろ、周辺海域の警戒任務に当たるため横須賀基地を出港する。同空母は前回の長期航海中、原子力空母「カール・ビンソン」と異例の空母2隻態勢で日本海に展開した。今回も同様の計画が検討されている。

 国連安全保障理事会では、北朝鮮への石油禁輸を含む「最強制裁決議案」が米国主導で準備されているが、北朝鮮に融和的なロシア、中国が賛同するかは不透明だ。このため、米国は軍事オプション実施の可能性も匂わせているとみられる。

 爆発寸前の緊張状態が続いている。

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