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正恩氏、新たな軍事挑発の可能性示唆 北「建国記念日」で緊迫する米朝「レッドラインなどあり得ない」 (1/2ページ)

 北朝鮮は9日、69回目の「建国記念日」を迎えた。「6回目の核実験」強行に対する国連安全保障理事会の「最強制裁決議案」が準備されるなか、さらなる軍事的挑発に出る可能性がある。世界最強の米軍は、原子力空母「ロナルド・レーガン」を横須賀基地(神奈川県)から出港させ、周辺海域の警戒任務に当たっている。

 「北朝鮮はさまざまな記念日に『核・ミサイル』の実験や発射を繰り返してきた。昨年の建国記念日には『5回目の核実験』があった。日米韓で連携をとりながら、警戒監視態勢をしっかり続けていく」

 小野寺五典防衛相は8日の記者会見で、こう言い切った。

 河野太郎外相も同日、北朝鮮が新たな挑発行動に出た場合の対応として、「国際社会としてさらなる圧力を強化し、強いメッセージを出す必要がある」と記者会見で述べた。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が暴走している。国際社会の非難を無視して「6回目の核実験」を3日に行っただけでなく、同党機関紙、労働新聞は7日の論評で「国の尊厳と朝鮮半島の平和を守るための道において越えられないレッドラインなどあり得ない」と主張し、新たな軍事挑発の可能性を示唆した。

 これを阻止するため、ジェームズ・マティス米国防長官は、日韓防衛相と相次いで電話会談を行った。

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