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中国で北朝鮮労働者の帰国ラッシュ始まる…制裁で雇い止め (1/2ページ)

 中国東北地方の企業は、数多くの北朝鮮労働者を受け入れてきたが、核兵器開発を巡る対北朝鮮制裁の影響で、雇用を取りやめる企業が増えている。それに伴い、北朝鮮への帰国ラッシュが起きているとデイリーNKの対北朝鮮情報筋が伝えてきた。

 情報筋は、北朝鮮が核実験を行った翌日の4日朝、中国遼寧省の丹東駅を訪れた。鴨緑江に掛かる橋を渡れば、北朝鮮の新義州(シニジュ)だ。

 駅頭では、大きな荷物を抱えた北朝鮮労働者20人以上が、午前10時発の平壌行きの列車を待っていた。

 彼らは丹東の冷凍倉庫で働いていたが、受け入れ先の中国企業との契約更新ができなかったため、帰国することになったという。

 また、デイリーNKジャパン取材班も5日、6日に丹東駅を訪れた。北朝鮮の貿易関係者に混じって、労働者と思しき4~5人からなる複数のグループが列車を待っており、その数は30人近くに及んだ。

 取材班は彼らにインタビューを試みた。

 しかし、いずれも挨拶は返すもののインタビューは拒否した。

 北朝鮮の貿易会社は、中国企業と3~5年の雇用契約を結び、労働者を送り出していた。契約満了後は、別の人員に入れ替えることになっているが、北朝鮮の支配人にワイロを渡して中国での仕事を続けてきた労働者も少なくない。

 賃金が安く離職率が低い北朝鮮労働者を求める中国企業が多かったが、雇用契約を更新せず、賃金が多少高くても自国の労働者を使おうとしていると情報筋は伝えている。

デイリーNKジャパン
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