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“タイミング悪かった”小田急線火災 非常停止ボタンで止まった場所が火災現場の真ん前

 あわや大惨事のところだった。10日、東京・渋谷の建物で起きた火災が小田急線の車両に燃え移った事故は、非常停止ボタンが押されたタイミングが問題だった。押したのは警察官だったというからなんとも…。

 火災は小田急参宮橋駅から南西約450メートルの住宅街にある線路に隣接する建物で発生した。ちょうどそこへ本厚木発新宿行き普通電車(8両編成)が緊急停車し、炎は2両目の屋根に燃え移った。東京消防庁や小田急電鉄によると、乗客約300人は線路に降りて避難しけが人はなかったというが、「ぞっとした」と話す乗客もいた。

 警視庁代々木署などによると、消防隊からの要請を受けた代々木署員が現場近くにある踏切の非常停止ボタンを押した。小田急によると、ボタンが押されたため、電車が非常ブレーキで自動的に停止。皮肉にも、止まった場所が燃えさかる火災現場の真ん前だった。

 火元となった建物には「オザキボクシングジム」が入居しており、同署は関係者から事情を聴いている。同ジムのHPによると、これまでに日本スーパーライト級チャンピオンなどを輩出しているという。

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