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山口組弘道会トップ逮捕の舞台裏 高山若頭の出所2年後に控え、暴力団関係者「動向探る狙いも」 (1/2ページ)

 名古屋市内の飲食店から「みかじめ料」を受け取ったとして、愛知県警が11日、県暴力団排除条例違反の疑いで、指定暴力団山口組の直系組織「弘道会」(名古屋市)の会長、竹内照明容疑者(57)ら計6人を逮捕した。同会は山口組の篠田建市(通称・司忍)6代目組長の出身母体で、竹内容疑者は山口組幹部で7代目組長の有力候補。山口組が神戸山口組や任侠山口組と三つどもえのにらみ合いを続けるなか、警察当局は重要人物の逮捕で組織の弱体化を図り、今後の動向を探る狙いもあるとみられる。

 県警によると、他に逮捕されたのは、弘道会系組長、小川明広容疑者(52)や同、石原道明容疑者(51)ら。竹内容疑者は「知らない。納得できない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は昨年12月~今年4月、共謀して同条例が暴力団排除特別区域に指定する名古屋市中区の風俗店の実質経営者ら2人から、3回にわたってあいさつ料として現金計58万円を受け取ったとしている。

 竹内容疑者は、篠田組長が立ち上げ、山口組の中枢組織である弘道会の3代目トップ。2013年に直系組長となり、15年には執行部メンバーの若頭補佐にスピード昇格し、山口組の7代目組長の有力候補とされる。

 山口組から離脱した直系組長らが15年8月末に分裂し、神戸山口組を結成した背景には、こうした弘道会主導の人事や組織運営への反発もあったとされている。

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