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【ニュースの核心】左派主張「対話」が招く“核武装論” 理性なき北には圧倒的な力で抑止 (1/2ページ)

 北朝鮮による「6回目の核実験」や「弾道ミサイル発射」を受けて、国際社会が制裁強化に動くなか、日本の左派系メディアや識者から「北朝鮮の要求に応じよ」「話し合え」という声が出ている。この異常さと、国家的危機について、ジャーナリストの長谷川幸洋氏が迫った。

 緊迫する北朝鮮情勢を受けて「圧力一辺倒ではなく北朝鮮と対話すべきだ」と唱える左派系論者やマスコミが多い。

 彼らの対話論を突き詰めると何が起きるか、自分自身が分かっていないようだ。そこで思考停止の左派論者に代わって、頭の体操をしてみよう。

 まず事実を確認する。

 対話を拒んでいるのは北朝鮮であって、米国や日本ではない。米国はこれまで何度も対話を呼びかけたが、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は拒否した揚げ句、国連決議違反の核・ミサイル実験を繰り返してきた。

 だから対話を求めるなら、北朝鮮をどう引きずり出すのか、そこが出発点になるが、左派に具体的な考えはない。ひたすら「タイワ、タイワ」と念仏を唱えるだけだ。

 北朝鮮と米国が交渉のテーブルにつくとすれば、互いに自分の獲得目標を明確にして、取引できるかどうか値踏みする気になったときだろう。

 北朝鮮の要求は「正恩体制の保証」だ。米国の最優先課題は「本土の安全確保」である。そうだとすると、米国はICBM(大陸間弾道ミサイル)の破棄と引き換えに金体制を保証する可能性がある。

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