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明暗分かれた法科大学院 教員嘆き「結局、旧試験の状況に戻ってしまっている」 (1/2ページ)

 ■上位10校で6割超/底打った志願者数減

 法務省は12日、平成29年の司法試験合格者を発表した。5967人(前年比932人減)が受験し、1543人(同40人減)が合格。現行制度の試験では初年の18年を除き最低だったが、減少幅は前回の267人から縮小した。合格率は上昇に転じ、25・86%(同2・91ポイント増)。法科大学院を経ずに受験資格を得る「予備試験」通過者で合格したのは290人で過去最多を更新し、合格率は72・50%だった。

 合格者は男性1228人、女性315人。平均年齢は28・8歳で最年長は71歳、最年少は21歳だった。

 法科大学院の合格率の上位校は、(1)京都大50・00%(合格者111人)(2)一橋大49・59%(60人)(3)東京大49・45%(134人)(4)慶応大45・43%(144人)(5)大阪大40・74%(66人)。合格者がゼロの法科大学院は5校あり、上位10校の合格者が法科大学院修了組全体の6割以上を占めた。

 法科大学院修了者のうち法学部出身者向けの既修コース(2年)の合格率が32・66%、法学部出身者以外が中心の未修コース(3年)が12・06%だった。

 当初、「修了から5年以内に3回まで」としていた受験制限が緩和され、現在は5回まで受験が可能。

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