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狙いは任侠トップ織田代表の“タマ” 血の抗争勃発、神戸山口トップへの執拗な批判引き金か (1/2ページ)

 指定暴力団神戸山口組から離脱し、任侠山口組を結成した織田絆誠代表(50)の護衛役組員(44)が射殺された事件で、任侠側が8月末に記者会見を開き、神戸側の井上邦雄組長(69)を徹底批判して以降、神戸側が織田代表に反発を強めていたことが13日、暴力団関係者への取材で分かった。襲撃は織田代表が現場近くの自宅を車で出た直後とみられ、兵庫県警は神戸側の傘下組織が織田代表を狙った可能性が高いとみて捜査。警察庁も対立抗争が激化する恐れがあるとして、全国の警察本部に警戒の強化を指示した。

 事件は12日午前10時5分頃、神戸市長田区にある織田代表の自宅南約100メートルの場所で起きた。織田代表が車3台で幹線道路に出た際、男らが乗った乗用車が衝突。車から出た織田代表の護衛役組員が男らと言い争いになり、頭を撃たれて死亡した。男らは銃を持ったまま逃走。発砲した男は40~50歳ぐらいという。

 織田代表は2015年8月末、山口組から分裂して設立した神戸山口組の若頭代行と、神戸山口組の中核組織「山健組」副組長を兼任し、山口組とのにらみ合いの最前列に立っていた。

 ところが、今年4月、神戸山口組を離脱し、任侠山口組を結成。任侠側の幹部は結成時の記者会見で「神戸山口組の現実は山口組の方式にも劣る」と神戸側による組織運営の不満を表明していた。これに対し、神戸側は「原因は織田の得手勝手にある。山健組の組長争いに敗れて飛び出したことに過ぎない」などとして静観することを指示していた。

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