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永田町で急速に強まる“解散風” 麻生氏が早期解散を進言か、関係者「秋に解散する可能性7割程度」 (3/3ページ)

 小池氏に近い若狭勝衆院議員が立ち上げた政治団体「日本ファーストの会」について、読売調査では「期待する」は41%、「期待しない」は46%だった。早期解散なら準備は整わない。

 ただ、政府・与党内にも懸念材料がある。世論調査で「女性の支持」が戻っていないことと、朝鮮半島情勢という。

 前出の官邸周辺は「官邸も『女性の政治不信』は深刻に受け止めている。選挙にどう影響するかを慎重に分析している」「朝鮮半島の緊張は心配だが、今後数年は続く。その間、解散できないとなれば、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に事実上、解散権を握られることになりかねない。それはダメだ」と語った。

 安倍首相は、13~15日にインドを訪問し、今月下旬にニューヨークで開かれる国連総会に出席する予定。永田町では「衆院トリプル補選に合わせた解散総選挙」か「補選結果を見て年内総選挙」という見方があるが、専門家はどう見るのか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「解散は勢いがあるときでなければできない。ベストは衆院トリプル補選に合わせた解散総選挙だろう。世論調査で、安倍内閣と自民党の支持率が盛り返す一方、野党はジリ貧だ。選挙を左右するカギは無党派層だが、今の体たらくでは野党は『受け皿』になり得ない。朝鮮半島が緊張したなかでの選挙に批判も出るだろうが、過去の選挙中でも政府は機能してきた。対応できる態勢を整えておけばいい。自衛隊の違憲状態の解消と、朝鮮半島有事に対応できる外交・安全保障体制の確立を強く訴えるべきだ」と語っている。

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